「安全保障関連法」に反対する静岡大学有志の会
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そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。(日本国憲法前文より)
この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。(日本国憲法第12条より)
ある日、静岡大学生協第1食堂での2人の男女の会話(架空のはなしです)
「知ってる?授業で聴いたんだけど、日本国憲法の原案に、静大の先生の案が使われたんだって」
「マジで?」
「うん。スズキヤスゾーって名前らしいよ。」
「へえー、やるじゃん。静大。」
「でさ、『日本の青空』って映画みればわかるんだって。ちょうど、A棟でやるんだってさ。」
「金ないし。それに、そういうのはなあ……」
「無料だよ。……でも、まあ、興味ないなら別にいいよ。私1人でも観に行くし。」
「(あわてて)わかった。わかった。行くよ。」
映画『日本の青空』上映会
上映会&ミニ学習会(主催/静大9条の会・静大有志の会)
第1回 《日時》8月5日 16時10分〜18時30分
《会場》静岡大学 共通教育A棟 106教室
《上映無料》事前申込は不要です。
《問い合わせ》article9shizuokauniv@yahoo.co.jp
第2回 (調整中)
第3回 (調整中)
第4回 (調整中)
およそ70年前、日本国憲法の制定を前に、のちに静岡大学で教鞭をとることになる憲法学者・鈴木安蔵は、憲法研究会「憲法草案要綱」を起草しました。この「憲法草案要綱」は、日本国憲法における基本的人権の尊重、主権在民(国民主権)、前文にかかげられた平和への決意や誓いに継承される内容をもつものでした。
鈴木安蔵氏の講義から学んだ本学の卒業生・那須田俊夫さんは、声明への賛同メッセージを寄せてくださっています。
鈴木安蔵氏の「憲法原論」を学び、南方の海に今も眠る、当時26歳だったたった1人の父親を戦死させられた私にとって、お互いを殺し合い、憎しみを残すだけの「戦争」を、再びこの日本で起こそうとする勢力を絶対に許せない。「戦争法案」は廃案あるのみ。
静大有志の会・静大9条の会では、日本国憲法の土台となった「憲法草案要綱」を起草した鈴木安蔵らの活躍を描いた映画『日本の青空』の上映会を、あらためて日本国憲法の原点を学ぶ機会としたいと思います。
この夏、何度か、開催したいと思います。数人規模でもリクエストがあれば、上映会開催を検討します。ご相談ください。
(リンク)映画『日本の青空』の公式サイト
(リンク)憲法研究会「憲法草案要綱」 1945年12月26日
(国立国会図書館「日本国憲法の誕生」資料と解説より)